台風10号が中国、四国地方を直撃する中、日本武道館で令和になって初の全国戦没者追悼式が、天皇、雅子皇后ご臨席のもと、開かれました。

全国戦没者追悼式はNHKで中継されるので、両陛下にとって、最も緊張する公務ではないかと思います。上皇は、天皇在位最後の数年、お言葉のタイミングを間違えたり、退場しないでずっと立ってられたり、手順を間違えられる様子が全国に中継されてしまいました。

令和の時代になって新天皇と雅子皇后に受け継がれましたが、長期にわたる雅子さまの病気療養中、全国戦没者追悼式の時間にテニスをなさっていたり、御代替わり後どうなるのか、と思いましたが、令和初の追悼式はつつがなく終えられました。

会場に入って来られた雅子皇后は瞬きが多く、天皇はほとんどなさらなかったので、生まれながらの皇族は違うものだと思いました。が、黙とうのあと、お言葉を述べられる時、天皇の持っているメモがかすかにずっと揺れていて、手が震えてられるのかも、と思いました。

雅子皇后は15年以上、国民にはっきりとした病状を知らすことなく、ずっと病気療養ということで、ほとんど公務をなさらず、その分、秋篠宮家に負担が増えて大変だったように思います。

確かに愛知万博視察でお出迎えした万博公式キャラターのモリゾウとキッコロをガン無視した頃は、ウツが酷かったのかもしれません。

しかし、病気療養中ということで公務はなさらないまま、毎年、那須、下田には必ず遊びにいらして、長野で春スキーができる体力がおありだったから不思議でした。

皇后になった途端、突然お元気になって、ナイチンゲール記章親授式にもちゃんと出席されたし、養蚕以外、ほぼ、出席されています。今日の全国戦没者追悼式も無事終わりました。

案ずるより皇后になるがやすし

ということだったようです。

おすすめの記事