異常な暖冬で、ウクライナのヒグマが冬眠できずにいるらしいですよ~。ヒグマって、冬になったら気温に関係なく、眠くなるのかと思ったら、寒くなかったら、眠くならならしい・・・。

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ウクライナ

ウクライナは、旧ソ連から独立した東ヨーロッパに位置する共和制国。首都はキエフ。

ウクライナ
出典:ウクライナ

これだけでもすごく冬は寒いイメージだけど、ウクライナ南部では年末から冬らしい気温がまだ1週間しかなかなく、保護している約30頭のヒグマのうちまだ3頭しか冬眠に入れない異常事態が続いているそうです・・。異常気象、怖い・・・。

「クマの不眠症」

暖冬で冬眠できないヒグマが増えている
出典:https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/12/post-92017.php

異常な暖冬で、ウクライナのヒグマが冬眠できずにいると、自然保護活動家が訴えている。ウクライナ南部の国立自然保護区の保護センターによれば、冬はすべてのヒグマが冬ごもりしていなければならないが、センターでリハビリ中のヒグマで冬眠したのはまだ3頭しかいない。

他の29~32頭は冬眠に入れない「クマの不眠症」を患っているという。保護センターで長年暮らしてきたヒグマのなかには冬眠の本能が衰えている個体もいるのは事実だが、去年はほとんどが冬眠した。冬にしては気温が高過ぎるのが原因だ、と関係者は言う。

同保護区周辺の気温は4℃前後で、12月の平均気温であるマイナス2.3℃を上回り、4月の平均気温6.9℃に近い。4月といえば、クマたちが冬ごもりから出てくる時期だ。

米国立公園局によれば、クマの冬眠の長さは種や地域によって違う。メキシコのアメリカグマなら数日~数週間、アラスカのヒグマなら6カ月、という具合だ。冬ごもりで代謝を下げることによってクマは食料不足の冬と寒さを乗り切る。

気候変動はこのリズムに影響を与えているようで、たとえばアメリカグマの冬眠期間は徐々に短くなっている。

気温が1度上がるごとに、アメリカグマの冬眠は6日減る。ということは「2050年までにはこのクマの冬眠期間は15~39日短くなるかもしれない」と、イギリスの生態学者は2017年に指摘している。

ぺんぺん草の独り言

そもそもなんでクマは冬眠をするのか?

冬は餌がなくなるから・・・でしょ。

夏から秋にかけてたくさん食べておいて体脂肪を増やし、餌が少なくなる冬に基礎代謝を下げて眠るんでしょ。しかし体温低下はわずかで、眠りが浅く、少しの刺激で目を覚ますと聞いたことある~。

動物園のクマは年中、餌があるから冬眠しないらしいわよ。しかし、クマ本来の本能に反しているので、上野動物園では冬眠状態を作り、寝ている姿を展示しているわよ。

クマの冬眠

ウクライナでは、クマが冬眠しないことを問題にしているけど、地球温暖化がさらに進むと、冬眠しないことが普通になり、冬眠しないでも元気なクマが子孫を残し、いずれは、

クマ≠冬眠

の、時代が来るような気がする。

それより問題は気温の上昇。このまま上昇が続いたら、台風も巨大化するし、世界中で災害が起こるから。

クマの不眠は大きな災害の前兆かもしれないと思ってしまって恐ろしい・・・((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
自然災害はもちろん怖い。しかし殺人鬼も怖い。本で読むのはちょっとオモシロイと思ってしまうことをお許し下さい~

 

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