2017年にこんな事件があったとは知らなかったわ。
ニュージーランド・オークランドの空港で16日午前4時半ごろ、空港警備当局の探知犬が滑走路に走り出てしまい、飛行機16便の出発が数時間遅れたため、警察が射殺した。これを受けて国内では、なぜ麻酔を使わなかったのかと大勢が非難している。
出典:https://www.bbc.com/japanese/39300831
見出し
見習い探知犬射殺される
出典:https://www.bbc.com/japanese/39300831
ニュージーランド・オークランドの空港で16日午前4時半ごろ、空港警備当局の探知犬が滑走路に走り出てしまい、飛行機16便の出発が数時間遅れたため、警察が射殺した。これを受けて国内では、なぜ麻酔を使わなかったのかと大勢が非難している。
殺害されたのは、生後10カ月の雄犬「グリズ」。政府の航空治安サービスが警備に使う探知犬の見習いで、空港の一般区域に停められていた探知犬チームのワゴン車に乗り込もうとしていたところ、「何か」が原因で逃げ出してしまったと、治安サービスの報道官は説明した。
その時たまたま、保安区域にトラックを入れるためにゲートが開いており、グリズはそこを通って滑走路に出てしまった。
マイク・リチャーズ報道官によると、真っ暗な状態で2時間にわたり「大がかりな」捜索が行われたものの、当初2時間の間はグリズを発見できなかった。ようやく見つけたものの、「誰も近寄らせず、滑走路を横断し続けた」という。
「手は尽くした。食べ物やおもちゃ、ほかの犬たちも使っておびきよせようとしたが、どれもうまくいかなかった」上に、保安区域は「あまりに広大かつ仕切るものが何もない」ため、一時的なフェンスでグリズを追い込むこともできなかったと報道官は説明した。
オークランド空港の報道官はBBCに対して、「あらゆる選択肢を探りつくしたが、捕まえられなかった」と述べた。最後の手段として空港側が警察に射殺するよう指示したという。
なぜ麻酔薬で鎮静できなかったのかという質問に対して報道官は、「答えるすべがない。しかし空港に麻酔銃はなかったし、警察にも用意がなかった」と答えた。
航空治安サービスが事態の経緯を検証するにあたり、麻酔の可能性についても点検すると航空報道官は話した。ニュージーランドの動物保護団体「セイフ」は、「殺す必要はなかった。とんでもないことだ」と非難している。
「セイフ」の広報担当は地元紙ニュージーランド・ヘラルドに対し、「捕獲できなかったのなら、麻酔銃を使うべきだった。麻酔銃がなかったのなら、用意しておくべきだが、オークランド動物園などから借りられたはずだ」とコメントした。
(英語記事 Runaway New Zealand sniffer dog shot at Auckland airport)
ぺんぺん草の独り言
その時たまたま、保安区域にトラックを入れるためにゲートが開いており、グリズはそこを通って滑走路に出てしまったのは人間のミスでしょ。
ようやく見つけたものの、「誰も近寄らせず、滑走路を横断し続けた」から射殺したらしいけど、まだ10か月の子犬は走り回るものよ。
食べ物やおもちゃ、ほかの犬たちも使っておびきよせようとしたが、どれもうまくいかず、保安区域は「あまりに広大かつ仕切るものが何もない」ため、一時的なフェンスでグリズを追い込むこともできなかったので、射殺したのね。
午前4時半から2時間以上たっても捕獲できず、犬が滑走路を走り回っていたら飛行機が離陸できず、定時出発が遅れるので、殺しちゃったってことね。あまりに短絡的で驚いた~!!
これは明らかに探知犬チームのミスよ。呼んで帰って来てくれるようになるまで、まだ訓練が出来ていない状態なら、なおさら、勝手に飛び出さないように気を付けなきゃ。犬は滑走路のような、広いところに出たら、嬉しくなって走り回るものなのよ。あまりにかわいそうだと思うわね。
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