ティームというのは現在世界ランキング3位のオーストリアのテニス選手。
出典:https://www.afpbb.com/articles/-/3280465?cx_part=top_topstory&cx_position=5
先日ジョコビッチ、フェデラー、ナダルが下位の選手救済のために救済基金を設立し、ランキング順に金額を決めてお金を渡そうと提案したのよね。
しかしティームは新型コロナウイルスによるツアー中断中の下位選手を支援する基金の設立案に対し、懐疑的な態度を示し、なんで出さなきゃならないのか?と発言。
ここだけ切り取って報道されたらひどい人に思われてしまう。彼の言うことは一理あり正しいと思うので、詳しく書くわね~。
下位選手の中には不真面目な奴が中にはいる
この案についてオーストリア紙クローネ(Krone)のインタビューで聞かれたティエムは、
「極めて正直に言って、たとえかなり下のランクでも、生き残りをかけた闘いをする選手はいないだろう」
「誰一人飢えに苦しむことはない」
下部サーキットのフューチャーズ(Futures)を転戦していた時に
「非常に多くの選手が競技を最優先せず、プロらしい生活をしていなかった」のを目の当たりにした
「なぜそういう選手に自分がお金をあげなくてはいけないのか分からない」
「だったら、それを本当に必要としている人や組織に渡したい」
「自分たちトップ選手は全員、何かをもらってきたのではない。みんなここまでのし上がってきたんだ」
「この仕事が今後も順調に行き、多くのお金を稼げるという保証はない。それが、この件に関する自分の考えだ」
Byティーム
出典:https://www.afpbb.com/articles/-/3280465?cx_part=top_topstory&cx_position=5
ぺんぺん草の独り言
どの選手も、最初は一番下のクラスから出発して、世界中を転戦して、苦しい努力を重ね、4大大会で決勝戦まで登り詰めるのよ。
小遣い稼ぎで試合に出て、女と遊んで、また時々試合に出て、真面目に努力をしないプロとは言えない人をティームはたくさん見て来たんでしょうね。
そんなことをしている人は当然勝てないのでいつまでたっても一番下のクラスのままで、他に適当に仕事をして生活面も困ってないってないんでしょうね。なのになぜ、金を恵んでやらなきゃならないのか?ということをティームは言ってるのよ。
「自分たちトップ選手は全員、何かをもらってきたのではない。みんなここまでのし上がってきたんだ」Byティーム
その通りだと思う。
この人は近い将来、世界ランキング1位になる人よ。
今、映画でしか見たことのない事態が起こっているのよ。テニスの試合が出来ない状況になるとは誰も想像しなかった。
しかし、マレーも下位選手への援助金に前向きなのに、一人だけこんなことを言ってしまって大丈夫か心配。
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ジョコビッチはサーブに時間をかけすぎてタイムオーバーになってファーストサーブがなしになり、大声で怒鳴ってました・・ティームのとの試合で・・・。