ロバ療法というのがスペインにあるらしい。癒し犬ってのは日本でもたくさんいるけど、癒しロバってのは初めてだわ。

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ロバ療法

【9月25日 AFP】スペイン南部イノホス(Hinojos)の「魔法の森(Enchanted Forest)」と呼ばれる一帯で「ロバ療法」の一環として、マガヤネス(Magallanes)と名付けられたロバを抱きしめるクリスティーナ・マリノ(Cristina Marino)さん(63)。

マリノさんは新型コロナウイルスと闘う医療従事者だ。

ロバ療法

ルイス・マニュエル・ベハラノ(Luis Manuel Bejarano)さんが会長を務める「幸せのロバ(The Happy Donkey)」協会では、「ロバの先生(Donkey Doctor)」が活躍し、感情に働きかけるセラピーを実践している。(c)AFP

「幸せのロバ」協会

スペインには「幸せのロバ」協会という団体があるらしい。この人がロバ協会会長さん。↓

ロバ療法2

ロバ療法3

ぺんぺん草の独り言

ロバは頭がいいので、人の気持ちを察してくれるんでしょうね。

涙なしには見られないロバとの再会

漠然とした悩みで気持ちが沈んで重苦しい。なんてこと、わたしはしょっちゅう。しかし、それを聞いてもらう人なんていないわよ。そういう人、日本では多いかもね。

精神科に行けばいいじゃないか、という考えもあるけど、精神科の医者自体、変な人が多いうえに、日本では精神科通院に偏見があるから、なんとなく憂鬱、なんて程度では精神科にかからない。

何か事件があれば必ず「過去に精神科に通院歴があった」と報道して、あ~、がいきっちゃんなのね~と思わせるところがあるから、更に精神科には通わなくなるわね。

アメリカではかかりつけの精神科医がいて、気楽に話に行くらしいね。スペインでは「幸せのロバ(The Happy Donkey)」協会があるんだから、欧米はやっぱり進んでいる。

心を癒してくれる「魔法の森」があるのもいいわね。心も体の一部なのに日本では軽視されていると思う。

「新型コロナで亡くなった人は、死にたくなかったはず。生きたいと思っても生きられない人がいるのだから、自殺はダメだ」という説得ほど、心の苦しい人に響かないものはないのよ。そこのところ、わかってない人多いわ。

死にたい人なんていないのよ。みんな生きていたい。しかし生きづらい世の中のよ。

直前まで普通に元気で、突然自殺する人は周囲は気づきにくいので、救えないことが多い。だからこそ、普段から、カウンセラーと会って話すことが自然に出来る国になってほしいと思う。

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