天皇陛下がお正月、大忙しだということは言われているけど、どれほど忙しいのか、産経新聞にご動静が細かく書いていました・・・よ。

見出し

1月1日

午前

陛下 四方拝(皇居・神嘉殿)
”毎年1月1日(元日)の早朝、宮中で天皇が天地四方の神祇を拝する儀式。 四方を拝し、年災消滅、五穀豊穣を祈る宮中祭祀。

陛下 歳旦祭の儀(皇居・宮中三殿)
”戦前の祝祭日の中の皇室祭祀令に基づく小祭の一つ。現在では新暦1月1日(元日)に宮中三殿(賢所・皇霊殿・神殿)で行われる年始を祝う祭祀である”

午前5時前、天皇陛下が宮中三殿に向かわれる画像を

のんびりTeaTimeさんが、掲載されているわよ~

皇后雅子さまは歳旦祭の儀、終了まで、赤坂御所でお慎み

お慎みってどんなことをするんだろ?

陛下 晴の御前(宮殿)

「晴の御膳」は、天皇は皿に箸を立てるだけで、実際に召し上がらないそうよ。
実際に両陛下が元日の朝に召し上がるのは、
「御祝先付の御膳」と呼ばれる料理だそうデス。
膳の内容は毎年同じ

両陛下 祝賀《宮内庁長官はじめ課長相当以上の者、参与、および、御用掛》(以下すべて宮殿)

両陛下 祝賀の儀《秋篠宮ご夫妻はじめ皇族方》

両陛下 祝賀《元皇族、ご親族》

両陛下 祝賀《未成年皇族方》

両陛下 祝賀の儀《安倍首相ら》

両陛下 祝賀の儀《衆院議長及び参院議長ら》

両陛下 祝賀の儀《最高裁長官ら》

両陛下 祝賀の儀《認証官、知事、議長ら》

両陛下 祝賀の儀《堂上会総代》

堂上会とは、京都御所の清涼殿にある殿上の間に昇殿することを許された殿上人の末裔の集まりだそうですよ。

午後

両陛下 ご会食《秋篠宮ご夫妻はじめ皇族方》

両陛下 祝賀《旧奉仕者会会員》

両陛下 祝賀《宮内庁職員および皇宮警察本部職員》

両陛下 祝賀《元長官ら、元参与、元側近奉仕者、元御用掛け、松栄会会員》

両陛下 祝賀の儀《各国の外国使節団の長ら》

両陛下 上皇上皇后ご夫妻にご挨拶(皇居・吹上仙洞御所)

両陛下 祝賀およびお祝酒《侍従長はじめ侍従職職員》(赤坂御所)

1月2日

午前

両陛下 新年一般参賀《3回》(宮殿)

2020年一般参賀

午後

両陛下 新年一般参賀《2回》(宮殿)

1月3日

午前

陛下 元始祭の儀(皇居・空中三殿)
”現在では新暦1月3日、天皇が宮中三殿(賢所・皇霊殿・神殿)においてみずから主宰する「親祭」であり、皇位の元始を祝ぐ儀式。”

皇后雅子さま 元始祭の儀にあたりご遥拝・お慎み(赤坂御所)

陛下 賢所勤労奉仕団ご会釈《歳末・新年賢所諸儀奉仕につき》(蓮池参集所
参照:産経新聞(1月3日、4日掲載分)

ペンペン草の独り言

書いているのを見たら、分刻みのスケジュールだと思うけど、祝賀の儀は、ずっと両陛下は壇上に立っていて、

新年祝賀の儀の天皇と皇后雅子さま
出典:共同通信

次々人がやってきて、挨拶されるということよね。

訪れる人によって「祝賀の儀」と「祝賀」にわかれていて、格の違いで「儀」が付く、付かないとなっている?そして祝賀の順番もきっちり決まっているみたい・・・。

陛下は、宮殿と赤坂御所を行ったり来たりしながら、伝統の儀式、お疲れさまでした。

 

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