5月23日に、フィリピンから就労のため来日していた外国籍の男性が狂犬病を発症し、入院しているというニュースがあったわね。
昨日6月15日、愛知県豊橋市で、亡くなったそうです。
見出し
狂犬病発症の男性死亡 フィリピンで感染
愛知県豊橋市は15日、フィリピンから来日後に狂犬病を発症し、同市内の病院に入院していた静岡市内在住で外国籍の30代男性が13日未明に死亡したと発表した。昨年9月ごろにフィリピンで犬にかまれ、感染したとみられていた。
豊橋市によると、男性は今年2月に就労のため来日し、5月11日から足首や腰の痛み、水を怖がるなどの特徴的な症状を訴えていた。
静岡市の自宅から知人に連れられて豊橋市の病院を訪れ、18日から入院していた。
国立感染症研究所の検査で22日に狂犬病感染を確認した。
狂犬病はウイルスに感染した犬にかまれるなどして感染し、人から人への感染はない。
感染後、適切にワクチンを接種すれば発症を防ぐことができるが、発症した場合の致死率はほぼ100%。
国内では平成18年にフィリピンで犬にかまれた日本人男性2人が帰国後に発症し、いずれも死亡した。国内で人が感染した例は昭和31年を最後に見つかっていない。
ぺんぺん草の独り言
愛知県豊橋市が、市内の医療機関に入院している外国人患者が狂犬病を発症したと発表したのが、先月の22日。昨日6月15日まで約半月。
日本の医療機関に入院させてもらえたので半月持ったんだと思うヮ。しかし考えようによっては、狂犬病は助からないので、苦しみを長引かせただけだったかもしれないわね。
愛知県はトヨタ関係の下請け工場が多いからか、外国人率高い。コンビニの店員の多くは東南アジアやブラジルの人。みんな、日本語が堪能で、レジは当然、問題なくできるし、宅急便の送り状も日本語でしっかり書ける。よく勉強していてすごいわ、と、愛知に行くたびに思ってたんだけどね・・。
先月22日はCOVID-19のために、外国からの受け入れはしていないと思っていたので、入国して来てたんだとちょっと驚いた。
世界中で狂犬病を撲滅している国は数えるほどしかないのよ。
日本が狂犬病を撲滅できたのは、狂犬病ワクチンを義務化し、さらに島国だったから。インドや日本以外のアジアの国は、ワクチンすらしていないような気がする。
普通は、国民が毎年2000人以上、狂犬病で死んでいたら、ワクチンを義務化すると思うけどね。
しかし、日本でも今春、コロナ禍で多くの市町が集合注射を中止、飼い主側も外出を自粛したため、接種率が低調らしいわ。
それでなくてもワクチン接種をしない、いい加減な飼い主が増えているのよね。
日本全体の接種率はおよそ7割強。
緊急事態宣言も解除になったので、近所の獣医さんでワクチンしろよ!
と、声を大にして言いたい。
世界保健機関(WHO)はガイドラインで「7割」以上と定めているけど、あと3割の飼い主はなんで予防接種をしないの?
ワクチン代金が掛かると思うのであれば、犬を飼う資格はないわよ。
狂犬病は犬だけの病気ではないので、なにかの拍子にたった1匹、感染している犬が国内に入って来たら、一気に広がり、撲滅するまで長い時間がかかり、その間、人も被害に遭うと思う。
狂犬病に掛かったら、壮絶な苦しみの末、100%死ぬのよ。ワクチンをしない飼い主に罰則を与えるべきね。
ところで、この外国籍の男性の医療費、入院費用はだれが払ったのかしら?日本の保険に入っているとは思えないのでね。
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