1990年に常陸宮ご夫妻が福井を訪れたのを機に、産地の越前町と南越前町、福井市が毎年順番に越前水仙の献上を行っている。
今年は越前町から、切り花150本と越前焼の鉢植え1鉢プランター6鉢を発送。

18日は越前町の内藤町長らがけさ収穫されたつぼみの状態の切り花の中から、痛みがなく、まっすぐ伸びているものを選び、箱詰めしていった。
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皇室の常陸宮家に献上する越前水仙の発送式

常陸宮家へ越前水仙を発送
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常陸宮家へ水仙を献上
出典:越前水仙、常陸宮家へ

常陸宮家に献上する越前水仙の発送式が18日、越前町血ケ平の越前岬水仙ランドの「水仙の館」であった。

内藤俊三町長は「越前水仙は県の花。厳しい寒さに耐えながらかれんな花を咲かせる。献上できることが誇り」と話した。内藤町長は19日に東京都の常陸宮家を訪ねて献上する。

内藤町長、県丹南農林総合事務所の川崎善徳所長、JA越前丹生の樋村昌宏組合長が、町内産の越前水仙の中から、傷がついていないことなどを確認して1人10本ずつの計30本を選んで箱詰めした。

献上品は、切り花150本、寄せ植えした越前焼の鉢1鉢、プランター6個で、運送業者に引き渡した。式には内藤町長ら約20人が出席した。

常陸宮ご夫妻が1990年に来県されたのを機に、同年から献上が始まり、今年で30回目。越前水仙が群生する越前町、南越前町、福井市が持ち回りで献上している。 (中場賢一)

ぺんぺん草の独り言

皇族はどこかに訪問すると、それをきっかけに献上物が贈られ続けることがあるので、美智子上皇后など、皇太子妃時代と合わせ、天皇皇后時代に受け取った献上物であふれかえって120トンにもなっているのね。

常陸宮家にも多くの献上物が届けられて来るんでしょうね。毎年、鉢植えとプランターを送ってこられたら、相当数の鉢やプランターが残るはず。しかも鉢植えの水仙はちゃんとお世話したら毎年咲くから、この季節、宮邸は水仙だらけになっているのでは?きっといい香りで充満していると思うわ。

徳川家では、当時庶民の口に入らなかった甘味の献上物が多かったらしく、14代将軍家茂はむし歯だらけだったとか・・・。

献上品というのは、受け取った皇族も喜んでくださるだろうけど、贈ったほうの喜びのほうも大きいわね。

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