迷子のカメさん
茨城新聞より
体長約80センチのケヅメリクガメという種類の巨大なカメさんが茨城の稲敷署に保護されています。

見出し

ケヅメリクガメとはどんなカメ

・草食
・最大83センチくらいになる
・砂漠やサバンナに生息している。
・ペットとして日本に輸入されている
ケヅメリクガメWikipediaより

保護された経緯

「ゾウガメのようなものがいる」-。2日午前、稲敷市松山で、市民から市役所を通して同署に連絡があった。署員が現場に向かったところ、路上で土にまみれたカメを発見、4人がかりで保護した。

園内でカメを飼育している遊園地「こもれび森のイバライド」(同市上君山)の職員によると、ケヅメリクガメとみられる。アフリカに生息し、後ろ足と尻尾の間に硬い蹴爪(けづめ)が付いているのが特徴。草食のため、トウモロコシをむいた後の葉やレタスなどを食べる。

同署によると、カメは落とし物として12月までの3カ月間預かる。その間、飼い主が名乗り出なかった場合は、水族館など飼育が可能な場所に引き取ってもらうという。(松原芙美)
茨城新聞社

ぺんぺん草の独り言

Wikipediaによると、飼育下でも

”甲長50cm以上と大型化し、リクガメとしては非常に活動的なため、数畳分>の乾燥したスペースおよびその保温設備を用意できない限りは飼育は勧められない

と書いていますから、80センチまで成長するということはすごいことですね。

きっとこのカメは愛情いっぱいに育てられたんだと思います。餌をたっぷりもらって80センチまで大きくなってしまったので、世話しきれなくなった飼い主が捨てたんではないでしょうか。

昔は”捨て犬”はよくありましたが、今回の事例は、”捨てカメで”すね。

飼い主が名乗り出なかった場合、水族館に引き取ってもらうと公表されているので、ますます飼い主は現れないでしょう。

さすがに殺処分するといわれたら、このカメに愛着があると思うので、名乗り出たかもしれませんが、水族館で専門家の人に世話してもらえるなら、そのほうが幸せと判断するんじゃないですか?

(小さき勇者たち〜ガメラ〜にケヅメリクガメが出演しています)↓

ワニやヘビを飼いきれなくなって、排水溝に捨てて、そこで巨大化して大騒ぎになることがたまにありますが、飼いきれなくなったら、水族館などに相談してくださいね。

生態系を崩すからとか自然環境に配慮した立派な考えからではなく、ワニやヘビが大嫌いですから!お願いしますよ!

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