出典:https://www.msn.com/ja-jp/news/national/「角切り」したシカ、%ef%bc%91%ef%bc%90頭死ぬ…麻酔が影響か/ar-AAIFstg?ocid=spartandhp#page=2
愛媛県松山市北条沖の鹿島で、秋恒例の「角切り」をした3歳以上の雄鹿13頭のうち10頭が相次いで死んでいたことがわかったそうです。角切りの前に打った麻酔が遠因とみられ、昨年は5頭が死んだことが報告されているそうです。
13頭のうち10頭が麻酔が原因で死んでしまうって、異常事態ですよね。昨年、5頭も死なしてしまっ時点で、大騒ぎになるはずなのに、ニュースで大きく報道されなかったので対策をしなかったんでしょうね。いい加減ですね・・。
見出し
「角切り」したシカ、10頭死ぬ…麻酔が影響か
松山市北条沖の鹿島で、秋恒例の「角切り」をした3歳以上の雄鹿13頭のうち10頭が相次いで死んでいたことがわかった。角切りの前に打った麻酔が遠因とみられる。昨年も5頭が死んだことが報告されており、関係者からは早急な対策を求める声が上がっている。(福永健人)
角切りは、発情期の雄が他の鹿や飼育員を傷つけることがないよう、毎年10月上旬に30~40センチに伸びた角を根元からノコギリで切り落とす行事で、秋の風物詩として親しまれている。今年も1日に獣医師や市の職員らが、3歳以上の雄鹿13頭を麻酔で眠らせて角を切ったが、その日のうちに3頭、2日に5頭、3日に2頭が死んでいるのが確認された。
県中予家畜保健衛生所が死んだ1頭を解剖した結果、麻酔を打つ際に興奮し、大量に出た唾液が気管に入って起きた誤嚥(ごえん)性肺炎が死因と判明。内臓出血もあり、麻酔で眠っている間に別の鹿に踏みつけられたものとみられている。
昨年、麻酔から十分に覚めていない雄が斜面から転落するなどして5頭が死んだといい、市では、覚醒させる拮抗(きっこう)薬を注射後、鹿が十分に覚めるのを確認してから施設に戻すなどの対策を取った。それでも、先に覚めた雄に蹴られたり、拮抗薬を打っても目を覚まさなかったりした鹿もいたが、市は隔離などの措置は取らなかった。
鹿島で50年近く売店を営む男性(77)は「毎年1、2頭は死ぬこともあったが、5頭、10頭となると記憶にない。鹿は鹿島神社の使いで、島の観光資源でもある。できるだけ鹿を傷つけない方法を考えてほしい」とため息をついた。
鹿島と同じ方法で鹿の角切りにあたる県立とべ動物園では、飼育する3頭の角切りは期間をずらして実施し、覚醒後もしばらくは他の鹿と隔離している。椎名修副園長(57)は「麻酔が覚めてもしばらくは意識がもうろうとして、転倒したり、体温調節ができなかったりする。目配りが不可欠」と話す。
市では今後、地元住民や研究者らでつくる「北条鹿島シカ保護検討委員会」に経緯を報告したうえで、今後の角切りのあり方や繁殖計画について検討する。
◇
ぺんぺん草の独り言
鹿島といえば鹿島アントラーズを思い浮かべる人がいるかと思いますが、鹿島アントラーズは茨城、この鹿島は瀬戸内海の小さな島です。毎年奈良では鹿の角切りが名物になっていますが、奈良では麻酔ではなく、逃げ回る鹿を捕まえて押さえつけ、無理やり角を切っています。見方によっては動物虐待ですが、毎年やってんだから、角切りが終われば頭が軽くなってすっきりすることを、賢い鹿なら学習するんじゃないですか~?
しかし、四国愛媛県松山市の鹿島では麻酔で眠らせ、たくさん死んでいるのですから、これは人災ですよ。昨年も5頭死んでいるのに改善しないで、今年は13頭のうち10頭を死なせてしまうとは、杜撰ですね!
これまでも毎年1~2頭は死んでいても平気だったんだから呆れます。黙っていればばれないと思ってたのかもですね。
全部鹿を無事に角切りするのが当然でしょ。
先に覚醒したシカも朦朧としているから、間違ってまだ寝ているシカを踏みつけたんでしょうね。そんな状態で自然に戻すのがイカンです。
麻酔のショックで唾液を誤嚥したり、麻酔から覚めても朦朧としていて、斜面から転落する可能性はアホでもわかるのに、
シカは死んでもシカたない・・なんて思ってたんでしょう~。
人の命だって軽いご時世、シカの命はもっと軽い。切ないニュースでありました・・・。