バドミントン男子シングルス世界ランキング1位の桃田賢斗(NTT東日本)が右眼窩底(がんかてい)を骨折していたことが8日、明らかになった。遠征先のマレーシアで交通事故に巻き込まれてから約1カ月後に判明した。金メダルを狙う東京五輪への調整の遅れが懸念される。
出典:https://mainichi.jp/articles/20200208/k00/00m/050/242000c
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桃田選手眼窩底骨折で手術
眼窩底骨折とは
眼窩底は眼球の下側の薄い骨で衝撃で折れることがある。ボクシングなどで多い負傷で、物が二重に見える症状が出る場合がある。桃田も「シャトルが二重に見える」と訴えている。
桃田選手手術
桃田は1月13日に遠征先のマレーシアで交通事故に遭い、静養後の2月3日から日本代表合宿に参加。練習を再開したばかりだった。試合復帰の見通しは立たず、金メダルが期待される7月24日開幕の東京五輪への影響が懸念される。
NTT東日本や日本協会によると、桃田は4日、「シャトルが二重に見える」と訴えて合宿を離脱。病院で検査したところ骨折が判明し、8日に手術を受けた。NTT東日本は骨折が交通事故によるものとの見解を示した。桃田は「しっかり治して、一日も早くコートに戻りたい」などと話しているという。
同乗の運転手が死亡した1月の事故で、桃田は顔面裂傷や全身打撲を負ったとされ、帰国後の検査では身体に異常なしとの診断を受けていた。大会への復帰は3月11日開幕の全英オープン(英バーミンガム)が見込まれていたが、出場を取りやめることになった。
全治3カ月と診断されており、復帰が5月以降になった場合、東京五輪前にトップ選手が出る国際大会は残り3大会しかない。
相手との巧みな駆け引きが特徴の桃田にとって試合勘は重要だ。
違法賭博行為による出場停止処分を受けて約1年3カ月ぶりに国際大会へ復帰した2017年夏は、周囲に「相手のスマッシュを速く感じる」と話していた。
既に東京五輪代表の座を確実としており、慌てて試合に出る必要はないが、五輪までに一定数の試合をこなし、調子を戻しておく必要がある。
専門家によると、バドミントンはプレー中に強い衝撃を受ける可能性が低いため、手術後、目の腫れが引けば練習に支障はない。
桃田は昨年からの連戦で疲労が蓄積していただけに、切り替えてトレーニングに取り組めれば、コンディション面でプラスにすることもできる。【小林悠太】
https://mainichi.jp/articles/20200208/k00/00m/050/242000©より抜粋
ぺんぺん草の独り言
毎日新聞には、専門家のネガティブな意見も書いてあったけど、あえて、引用しないで、いい方向に進む可能性を書いてある部分を引用したわ。
しかしなんでひと月も骨折に気付かなかったのかしら?日本の病院では全身を検査したんじゃないの?その時、手術していたら、3月のロンドンの試合に出れたかもしれないのに。医者がちゃんと診なかった?
しかし今更、そんなことを言ってもしかたないので、東京オリンピックは7月だから、2月~3月いっぱい本格的な練習を休んだとしても、オリンピックまで3か月しっかり練習できる。。と思って前を向きましょ。
金メダルに一番近いと言われていただけに、心穏やかではないだろうけど、違法賭博行為の時は、もしかしたら引退処分になってもおかしくなかったし、マレーシアの交通事故では同乗の運転手は死亡しているし、それを考えると、バトミントンが続けられるんだから、幸せだと思って、この難局を乗り切るよう、祈っているわ。
この人はきっとバトミントンの天才なんだと思う。きっと金メダルが取れると信じているわよ。困難を乗り越えての金メダルは格別の感動だと思うわよ。今はしっかり治し、疲れを取って頂戴。頑張れよ!
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