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施しの文化が災いして太りすぎた猿
タイの首都バンコクで食べ物の屋台を営む男性が同国の野生動物の保護を規定した法律に違反して、交通事故で親をなくした3歳になるオナガザル科のマカクを飼っていた。
「ゴジラ」と名付けられたこのサルは店の人気者で、客が面白がって食べ物を与えたため、今では体重が20キロにもなり、自力では動けなくなる程太りすぎてしまった。
健康を案じる市民の通報で3月25日、同国の国立公園局がゴジラを保護。将来的に野生に戻されることになるが、そのときに備えた減量とリハビリのため、“キャンプ“に送られるという。
飼い主の話では、ゴジラはまだ赤ん坊のころ交通事故で両親を失い、タイ人に飼われていたが、その後捨てられていたのをマノップさんが引き取って、これまで家族同様に育ててきたという。
仏教国のタイでは施しの文化が浸透していることもあって、マノップさんの屋台に来る客が食べ物を与え続けた結果、ゴジラの健康は今では「危機的状態」だという。
タイでは2017年、野生のサルがジャンクフードを食べ続けた結果、体重が27キロまで増え、減量キャンプに送られたことがあるが、2019年6月を最後にその姿を見た人はなく、死んだとみられている。
(タイ、バンコク、3月30日、映像:Newsflare/アフロ)
ぺんぺん草の独り言
施しの精神はいいことだろうけど、それが災いしてここまで太らせるのは問題よ。減量キャンプで頑張って頂戴。
このYoutubeは別の2017年の野生の猿。
2019年6月までは生きてたのね。甘いジュースやポテチを面白がって与えられてここまで太らせて、人間が悪い
このYoutubeの猿についてはかつて書いている。
・・けど、
考えようによっては好きなだけ食べて早死にするのと、節制して食べたいものも食べずに長生きするのとどちらがいいかってことよね。
太く短くか、細く長くか・・・。どっちがいい?
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