「助けて! ここから出して!」と叫び声が聞こえるとの近所の通報で、警察官が行ってみるとオームがしゃべっていたというオハナシ~。
見出し
「助けて! 助けて! 出して!」の叫び声の主は?
先月29日の午前10時半頃、米フロリダ州レイクワースビーチのある住宅地で
「助けて! ここから出して!」
と女性が叫んでいると近隣住民から通報があり、現場にパームビーチ郡保安官事務所の保安官が駆けつけた。当時4人の保安官が訪れたところをみると、事態をかなり深刻に捉えていたことがうかがえる。
叫び声があったとされる家ではひとりの男性が玄関前の駐車場で車の修理をしていたが、裏庭からは必死に助けを求める女性の悲痛な声が聞こえてくる。男性は訪ねてきた4人の保安官にうろたえることなく対応し、「叫び声の主を連れてきますね」と言って裏庭に入っていった。
事件性も視野に入れて訪れたであろう保安官らに男性が紹介したのは“ランボー”という名の40歳のオウムで、これには保安官も大笑いするしかなかったようだ。ランボーは時々「助けて! 助けて! 出して!」と叫ぶことがあり、ランボーの鳴き声を耳にした住民は女性が助けを求めて叫んでいると勘違いして通報したようだ。
ぺんぺん草の独り言
子供の頃、親戚がインコを飼っていて、訪ねて行ってインターフォンを押したら、従兄が「は~い、ちょっと待って」と中から答えたんだけど、待っても待っても誰も出て来ない。当時はまだスマホも携帯もない時代だったから、その場で連絡のしようがなく、仕方なく、ちょっと腹を立てながら帰ったんだけど、返事をしていたのはインコだったのよ。
インコは家族と全く同じ声で話すので、人間が話していると信じ込んでしまうのよ。
幼児の泣き声をまねるコンゴウインコ
きっとこのオームもそうなんでしょ。
幼児の泣き声をまねるコンゴウインコはホントに幼児が虐待されているみたいだわ。
窓の外の猫に「いないいないバー」をするインコ
クウェート市のある家庭で、飼っているオウムが何やら甘い言葉を繰り返し話すようになり、その言葉の数々は自分がこれまで夫から聞いたこともないような言葉だと思った妻は、夫と家政婦の不倫を疑って、警察にオウムが話している言葉を録音し、持ち込んだことがあるそうで、これは証拠がなかったのでうやむやのままだけど、高い確率でご亭主、浮気してたんだわ。それも、オウムがその甘い言葉を覚えるくらい何度も何度も~。
(ちょっと意外だったのは、クウェートやらの国は、男尊女卑で、亭主が浮気をしても、泣き寝入りだと思っていたけど、案外、女性の権利が認められているのね)
オウムが人間の不倫を暴露するという事件は、2006年にイギリスのリーズでも起こっているのよ。
飼い主のクリスさんは8年前からオウムを飼っていた。彼はスージーさんという女性と知り合い1年前から同棲を始めたのだが、スージーさんは職場の同僚ギャリーさんとも関係があり、家に彼を引っ張り込んで情事に励んでいた。
スージーさんの電話が鳴るとオウムは「ハーイ、ギャリー」と言うようになり、テレビやラジオで「ギャリー」という名前が出るとキスの音を出すようになった。オウムがそれを繰り返すようになったため、クリスさんはスージーさんに「ギャリーって誰だろう」と問いかけたが、スージーさんは「さぁ、知らないわ」ととぼけていたという。
しかし「ギャリー、愛しているわ」という言葉をオウムが放った時、スージーさんが激しく動揺したことでクリスさんはついにスージーの浮気を確信、家を出て行った。
犬は飼い主が浮気をしていても、話せないから、安心ね。しかし、怒って咬みつかれるかも。
オウムやインコのように言葉を覚える鳥を飼うときは汚い言葉、アホとかバカはすぐ覚えてしまうから言ってはいけないと聞いてたけど、まさか、浮気を暴かれるとは!
冒頭の「助けて~」はお笑いで済んでよかったけど、浮気している方は頭のいい鳥は飼わないほうがいいわね。
|