今年4月に94歳になられたイギリスのエリザベス女王は今も、頭はクリアー、カクシャクとなさってご立派です。
お若い頃の女王
出典:エリザベス女王写真特集
何とお美しいことでしょう!
ご主人のフィリップ殿下は6月に、なんと99歳になられました。
エリザベス女王のお母様のエリザベス皇太后は101歳までお元気で、イギリス王室は健康で長生き。
出典:エリザベス皇太后
見出し
エリザベス女王のお食事
長寿の家系なんだろうけど、生活環境、食事、医療が大きく影響していると思うのよ。いったい毎日、何をどれくらいの量、召し上がっているのかしら?
女王の朝食
1日は、紅茶とビスケットで始まる。
★淹れたてのアールグレイをボーンチャイナのカップで(ミルクと砂糖は抜き)、
★ビスケットを数枚食べる
ビスケットの後、シリアルとフルーツを召し上がる
★お気に入りのシリアルはケロッグ(Kellogg's)の「スペシャルK」
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★クエーカーオーツ(Quaker Oats)
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ウィータビックス(Weetabix)が王室ご用達。
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トーストとマーマレードの日もある

★ジャムは、ウィルキン&サンズ(Wilkin & Sons)
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スクランブルエッグにスモークサーモンとトリュフの日もある
卵は、殻の赤いものが好み。

エリザベス女王のご昼食

ランチは、魚と野菜などのシンプルなもの。
★グリルした舌平目に、ソテーしたホウレンソウ、あるいはやズッキーニを添えたものが好物。
シンプルなグリルドチキンとサラダも好物。
★女王は、1人で食事をするときは「デンプン抜き」と決めており、ジャガイモ、米、パスタは召し上がらない。

毎日欠かさないのが、アフタヌーンティー。

★アフタヌーンティーには、キュウリ、スモークサーモン、卵とマヨネーズあるいはハムとマスタードを挟んだフィンガーサンドイッチ、
ジャムペニー(ラズベリージャムのサンドイッチをイギリスのペニー硬貨くらいの大きさに円形に切ったもの)が用意される。
出典:ジャムペニー
★マクビティ(McVitie's)のリッチ・ティー・ビスケット
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スコーン、ケーキが出される。
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女王が好きなケーキ
★蜂蜜とクリームスポンジ、
★ジンジャー、フルーツのケーキ、
★孫のウィリアム王子とキャサリン妃の結婚式でも出されたチョコレートビスケットのケーキ
女王陛下のディナー
王室の別邸、離宮にある農場から届く食材、サーモンのフィレが出される。
★肉は、マッシュルームとクリーム、ウィスキーのソースをかけて食べるゲーリックステーキ(Gaelic steak)として出される。

・「ゲーリック」と呼ばれる由来は、ソースにある。
・ゲーリック(ゲール語)はアイルランドの公用語
・アイリッシュウイスキーが味付けのポイント
★よく火を通したサンデーロースト(ローストした肉と、ヨークシャー・プディング、野菜等の付け合わせにグレイビーを添えたイギリスの伝統的なメニュー)も好物。

・イングランドのヨークシャーで生まれたイギリスの家庭料理のひとつ。
いわゆる菓子の「プリン」(プディング)ではなく、ふわふわもちもちとしたシュークリームの皮のようなものである。
ローストビーフなどの肉料理のつけあわせとしてよく用いられ、ホースラディッシュソースやグレイビーをかけて食べる。
出典:ヨークシャー・プディング
使用している調味料
王室ご用達の調味料は、
・リーペリン(Lea & Perrins)
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・HPソース(HP Sauce)
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・ハインツ(Heinz)のケチャップなど。
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デザート
・バルモラル城から届くイチゴ
・ウィンザー城の温室で栽培されている甘い白桃を召し上がる

女王はチョコレートも好物
王室ご用達は、
・シャルボネル・エ・ウォーカー(Charbonnel et Walker)
出典:アマゾン
・ベンディックス(Bendicks)
出典:アマゾン
・プレスタ(Prestat)など。
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だがキャドバリー(Cadbury)やネスレ(Nestle)のようなスーパーマーケットで買えるブランドも口にする。
1日の終わりには、シャンパンを1杯。
★女王は毎晩、1杯のシャンパンを楽しむ。
・おそらく、ボランジェ(Bollinger)、
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・ランソン(Lanson)
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・クリュッグ(Krug)
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など、王室ご用達の8つのブランドから選ばれているはず。
もちろん、多くの高級ワインも王室ご用達だが、女王はワインをあまり好まない。
[原文:Everything the Queen eats and drinks for breakfast, lunch, and dinner](翻訳:高橋朋子/ガリレオ、編集:増田隆幸)
出典:https://www.businessinsider.jp/post-161683
ぺんぺん草の独り言
まるで毎日高級ホテルに宿泊しているみたい!
女王はチョコレートケーキがお好きで、お誕生日にはチョコレートケーキがふるまわれるんですって。お皿に残ったチョコクリームをフォークですくって、きれいに召し上がるということよ。
シャンパンも超高級というわけではないのね。ホストクラブで遊んでいる女性のほうが高級なシャンパンを飲んでいるかも。
女王は決して贅沢をしていないけど、シェフが女王のために、心を込めて作り、高級な食器に盛り付けるので、これはホントに贅沢~。
1回ごとの食事量は控えめで、たんぱく質、野菜が多く、でんぷん質は控えめにして、ヘルシーだわ。
女王が毎朝飲んでられるアールグレイは、中性脂肪・総コレステロール・LDL(悪玉)コレステロールの血中レベルを大幅に低下させるらしいわよ。
わたしはこの柑橘系の香りが大好きで、毎朝飲んでるのよ。スーパーの安物だけど。
アールグレイの中でもアールグレイブルーバードってのが、香りがいい。しかし、日本では紅茶専門店でしか売ってないわ。アールグレイもいろんな種類があって、女王は何を飲んでられるのかしらん?
アメリカに去ったメーガンが英タブロイド紙を訴えたとき、裁判書類の中で、「王室は守ってくれなかった」という記載があったらしいわ。
女王は婚約当時からメーガン妃の王室入りを歓迎していてあげていたのに、メーガンは恩知らずにもほどがあるわね。女王はひどく傷ついてられるそうよ。
実父トーマス・マークルとの確執報道について、「ノーコメントを貫くように」と英王室から指示をされ、反論できなかったので、タブロイド新聞からのバッシングの原因となり自身の王室内の孤立を深めた要因だと主張しているらしいわ。
下衆な父親が何を言ってきても、かかわったら泥仕合になって収拾がつかなくなることがわかっていたので、王室はかかわるなと指示したんだと思うけど、メーガンは上品さのかけらもなく、徹底的に戦いたい人なのよ。こういう人は、王室には向かないわね。
エリザベス女王は苦労が多いけど、それでもなおわたしは、世界一幸せな方だと思うのよ。絶世の美貌と知性、血筋で、大英帝国に君臨し、健康で長生きなさっているのだから。
スウェーデンでは70歳以上の人は、COVID-19に感染しても、人工呼吸器をつけないそうだけど、それは人による。
女王は100歳まで、いや、それ以上、感染ないよう気を付けて、長生きしてほしい。