男子テニス世界ランク3位のドミニク・ティーム(Dominic Thiem)の、下位選手支援についての主張が日本ではほとんど報道されないけど、海外では議論の的になってます。

ティームの発言の一部を捻じ曲げて切り取り、600番台の下位選手、アルジェリアのイネス・イブー(Ines Ibbou)が、ティームに対する反論動画をネットで公開し、SNSを中心に称賛を集め、ティームへの批判が過熱してしまった。

あまりに酷い言い掛かりだけど、ティームの国、オーストリアの元トッププロ、アレクサンダー・アントニッチさんが「ドミニクは多くのこと(支援)をしている」と語り擁護しました。

下位選手支援についての今までの報道経緯

★ジョコビッチ(Djokovic)が発案者で、ナダル(Rafael Nadal)フェデラー(Roger Federer)のビッグ3が下位選手支援をしようとするプロジェクトを立ち上げ。

★プ100選手、ATP(男子プロテニス協会)、グランドスラム運営組織などから合計400万ドル超(約4億3200万円)を拠出し、ツアー中断により収入を失った下位選手(250位~700位台)に対しての支援金に充てるというもの。

ティームが異論

★ティームは、この案に対して

「下位選手にはプロフェッショナルだと感じられない選手が多すぎる。そのような選手に金銭的援助をする理由がわからない」と主張。

★さらに「たとえランキングでは下位にいようとも、飢えて倒れるほどの危機に瀕しているプレーヤーはいない。むしろ、本当にぎりぎりの状況にいる人たちに届くよう、適切な人や機関に寄付したい」とした。

★この発言が『下位選手に対するリスペクトを欠く』として、海外のテニスファンから取り沙汰されている。

アルジェリアの女子下位選手がSNSでティームを批判

★イネス・イッボウ(Ines Ibbou)がティームに下位選手へのリスペクトが足りないと反論動画をネットで公開

★女子テニス元世界ランク1位のビーナス・ウィリアムズ、ニック・キリオスらトップ選手からも賛同の声が寄せる。

ニック・キリオス選手って、ナダルとの試合で、ナダルの胸めがけて打ち込む違反を平気でした人よね。

ナダルはラケットで胸を防御したけど、もし直撃してたら、心臓に穴が開いて死んでるわ。

キリオス選手は私の中では、卑怯者なのよね。

向上心が薄い下位選手もいる。その人にもお金は渡る

★ティームはお金を出さないと言っているのではない。

★真に困っている人を助けたいいいている。

★テニスを人生の最優先事項としてトレーニングに励んできたからこそ、今の地位を築けているトップ選手たちに対し、向上心が薄く、中途半端な姿勢で下部大会を周る選手がいるということも確か。現にティームはそういった選手たちを目にしてきたと過去に語っている。

「知る人は少ない」が、ティームは人知れずジュニア選手への支援を行ってきた

★『彼にはチャリティー精神がない』などという批判もあるが、これも間違い。

★オーストリアの地元紙『Der Standard』によると、ティームは以前から、母国の若手選手へ無償の支援を行なってきたという。

★同紙の取材に答えたオーストリアの元トッププロ、アレクサンダー・アントニッチさんは「ドミニクは多くのこと(支援)をしている」と語った。

★「新型コロナウイルス流行前にも、彼はオーストリアの有望なジュニア選手を支援していた。

★ティームはそういったことを公にしないため、知る人は少ない。

★そのジュニア選手とは、現在ジュニアランキング144位のマルコ・アンドレイッチ。

★才能豊かな17歳は、ティームから経済的なサポートを受け、テニスコーチでもあるティームの父親、ヴォルフガングさんから指導を受けている。

★アンドレイッチは、5月下旬に開催されるオーストリア国内のエキジビション大会『ゼネラリ・オーストリア・プロ・シリーズ』にも出場予定

★ティームの他、世界ランク85位のデニス・ノバク、元トップ10のユルゲン・メルツァーら強豪選手と対戦する稀有なチャンスも与えられている。

ティームの発言の一部が歪曲されて独り歩きしている

「下位選手にはプロフェッショナルとは言えない選手が多い」という発言ばかりがねじ曲げられて独り歩きし、ティームは過剰な批判を受けている。

★イネス・イッボウ(Ines Ibbou)の反論動画によりその熱は加速しつつある状況

★ヒートアップする海外のテニスファンは、頭ごなしに批判するだけではなく、今一度、彼の発言をしっかり読み解き、その真意を理解する努力をしてほしい。
出典:構成スマッシュ編集部

ぺんぺん草の独り言

ティームは同じオーストリアの努力をする才能ある下位選手へは、経済的支援と、強豪選手と対戦する稀有なチャンスも与えてあげていたのよ。

ジョコビッチのように、下位選手への支援を行おう!と大々的に発表することなく、人知れずジュニア選手への経済的支援を行ってきたって、かっこよすぎる!

卓球の水谷選手は、張本選手が子供の頃、サーブの仕方とか、改良したらいいところを教えてあげたって、以前見た~。

水谷選手は日本の卓球界のことを考えているのよ。

水谷隼選手

技術もお金も出し惜しみせずに、後輩に伝授していくことこそが世界のテニス、卓球界の層を厚くしていくんだと思う。

イネス・イッボウ(Ines Ibbou)が、ティームには下位選手へのリスペクトがないとSNSでに批判し、

それにビーナス・ウィリアムズ、ニック・キリオスが支持したので、一気にティーム批判が広がり、マスコミの記事の書き方も批判に傾き、これではティームは精神的に辛いんじゃないかと思ってたけど、正しい情報が出て来てよかったわ。

自らわたしはこんなにいいことをしていますよ、なんてことを公表しないし、イネス・イッボウ(Ines Ibbou)の理不尽な批判に対しても言い返すことなく沈黙を通し、立派な人だと思うわよ。

COVID-19のワクチンか開発されて、テニスの試合が再開されたら、ジョコビッチ(Djokovic)ナダル(Rafael Nadal)フェデラー(Roger Federer)が元気なうちに撃破してほしい。

もちろん、錦織くんも、1回は優勝してほしい・・。思い返せば2014年がピークだった・・・なんてことにならないように。

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