出典:AFP
今回、女王から爵位を授かった100歳の退役軍人トム・ムーア(Tom Moore)さんは、新型コロナウイルスが流行する中で英国の医療従事者らのために約3300万ポンド(約44億円)の寄付を集め、国民的英雄となった男性です。
いったいどうやって44億円も寄付を集めたのでしょうか??
見出し
100歳の退役軍人、医療従事者のために寄付集め
★第2次世界大戦(World War II)中にインドやミャンマーで従軍した退役軍人のムーアさんは、新型ウイルスと最前線で闘う医療従事者らのために寄付を募ろうと自宅の庭を歩行器で25メートルを100回歩くチャレンジに成功。英国の人々の心をつかみ、世界中から称賛を浴びた。
★ボリス・ジョンソン(Boris Johnson)英首相は5月、ロックダウン(都市封鎖)中に「導きの光」となったムーアさんの功績をたたえ、「ナイトの爵位」を授与すると発表していた。
歌を歌たったら国内の音楽シングルチャートで1位
★英陸軍のヨークシャー連隊(Yorkshire Regiment)はムーアさんに名誉大佐の称号を授与。さらに、歌手で俳優のマイケル・ボール(Michael Ball)さんと歌った医療従事者への応援歌は国内の音楽シングルチャートで1位を獲得した。
★この日のエリザベス女王は自主隔離を取りやめ、滞在先であるロンドン西郊のウィンザー城(Windsor Castle)の中庭で特別式典を開催。ムーアさんにとって、異例ずくめの1年で最も異例の出来事となった。
★手入れが行き届いたウィンザー城の中庭でエリザベス女王は、ダークカラーのスーツを着て歩行器を使うムーアさんや家族と懇談。「驚くほどの額の寄付金を集めてくれて、本当にありがとう」とムーアさんに語り掛けた。
★ムーアさんは式後、「非常に感激して恐縮している」
「これほどの栄誉を与えられるとは、しかも女王陛下から受け取るなんて。これ以上のことを望めるだろうか」
「とても素晴らしい日になった」
と述べている。
★エリザベス女王が国民と対面したのは、新型ウイルスの流行を受けて公務を中断して以降初めて。(c)AFP
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ぺんぺん草の独り言
イギリス男性の平均寿命は2017年の統計では79.2歳で、伸び悩みしているらしいので、100歳で歩行器を押しながらでも25メートルを100回歩くのは画期的なことなのかもしれないわね。
25メートルを100回歩くだけなら、他の100歳の老人も出来るかもしれないけど、チャレンジで寄付を募り、それを医療従事者に寄付しようとしたことが素晴らしい。
頭のクリアーな方なのね。
エリザベス女王はコロナ禍であるにも関わらず、マスクなしで、退役軍人の家族と対面し、日本ではあり得ないことだと思った・・。
各国王室は少しずつ、、公務やボランティアを始めているのに、日本はコロナ禍が落ち着くまで何もしないとなると、あと数年は公務なしということになるわね。
天皇は黙っていたほうがぼろが出なくていいと以前書いたけど、他の宮家はメッセージやボランティアアをしたいと思っていると思う。
天皇が動かないので、各宮家も黙っているしかないので、やがて存在感が薄れ、気が付いたら眞子さまが小室Kと納采の儀が決まったということになるのでは?と心配です・・・ヮ。
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