ライオンが絶滅の危機に瀕している「危急種」であること、は最近よく言われていたのでちょっと知ってた。しかし、南アフリカで、1万2000頭のライオンが観光客による射撃目的で飼育されていることを、初めて知ったわ。
あまりに残酷で卑怯で、気持ちが落ちて今、元気がない・・・。
COVID-19が世界中に蔓延している中、鹿児島、熊本では豪雨で多くの人が亡くなり、行方不明者も多く、命だけは助かったけど、床上浸水で家に戻れないので、COVID-19感染の不安があるけれど、避難所に今は、身を寄せるしかない状況になった人たちがいます。
ニュースを見たら気分が滅入るのに、可哀そうなライオンの記事を見て、ますます気分が滅入ったけど、事実を広めて、批判の声を上げていきたい!と思う!
南アフリカでは、ライオンが、観光客の射撃目的で飼育されている
2年間にわたり、2回の潜入捜査を指揮したイギリス人実業家のアシュクロフト卿によると、南アフリカでは推定1万2000頭のライオンが飼育されているという。
これは野生のライオンの約4倍に当たる数だ。しかも驚くべきことに、これらのライオンは種の保護のためにではなく、観光客による射撃目的で繁殖されているという。
南アフリカでは、フェンスで囲まれたエリアに放たれたライオンを狩猟するレジャーが存在するというのだ。
アシュクロフト卿は「南アフリカではライオンの虐待が産業になっているといっても過言ではない」と語る。
この産業において毎年何千頭ものライオンが生まれているが、生後数日で母親から引き離され、不衛生な環境に閉じ込められるという。
さらに観光客と遊ぶことを強いられ、暴力や薬漬けといった虐待も。
その後、ライオンは観光客の射撃目的や、骨などの部位を切り取るために命を奪われる。骨は媚薬などの効果があると信じられ、アジアでは高値で取引が行われるとのこと。
アシュクロフト卿は、「このシステムは南アフリカの見えない部分で生まれ、ライオンという気高い生物に想像を絶する悲劇をもたらしている」と述べている。
野生動物の射撃を趣味とする人々の間で、たてがみのあるオスライオンは人気が高く、最大4万ポンド(約520万円)の値がつくこともあるという。
しかし、アシュクロフト卿によれば、この虐殺から利益を得ているのはわずか数百人だ。
さらにライオンの違法な飼育と、骨の取引は新型コロナウイルスのような、大きな公衆衛生上の危機をもたらす可能性もあると警告し、これらのライオンの繁殖を禁止するようキャンペーン活動を張っている。
「ライオンの飼育は今世紀には、もはや居場所のない、残酷で野蛮な産業だと認識する時が来ている」と警鐘を鳴らすアシュクロフト卿。新刊の印税はすべて南アフリカの野生動物慈善団体に寄付する予定だ。
この瞬間も南アフリカで行われている悲劇。我々は決してそこから目を逸らすべきではないだろう。
【閲覧注意:暴力的な映像が含まれています】
ぺんぺん草の独り言
娯楽のために殺害するスポーツ狩猟家のために、多くの野生動物が殺されてきたことは以前も書いた。
中国では生きたロバをトラの餌にしているし、
「Youtube 中国 生きた牛 トラ」で検索したら、映像が出てくる。けど見てない。
以前ニュースでやっていて、あまりに残酷で見てられなかったから。
南アフリカでは趣味でライオンを射撃する観光客からの収入を得るため、数が減っているライオンを飼育し、殺させる産業があるというのだから、ただ驚き。
趣味でライオンを殺す人間は安全な場所にいて、圧倒的有利な立場で射撃をして楽しむなんて、なんて卑怯なのかと思うヮ。
人は動物を食料として命を頂いているけど、だからこそ、食べる前に「いただきます、ありがとう」と言って、残さず食べるのよ。命を頂いているのだからね。
しかし、娯楽で殺すのは絶対に許されないことよ。
それも卑怯な方法だわ。
ロバや牛を生きたまま、トラがたくさんいるところに放り込んで、それを中国人が見て笑っているのよ。民度の低さに震えるわ。
ではヨーロッパ人が立派かといったら違う。
イギリス王室だって、狩りがご趣味なんでしょ?
ダイアナ妃はそれが嫌でやめてほしいと言ったというのを、読んだことある。
ダイアナは好きではないけど、狩猟に関してはまともな感覚の人だったと思う。
日本では動物虐待の法律がやっと出来たけど、それでも軽い罰則だと思ってる。しかしなんで南アフリカでは、ここまで正々堂々と動物虐待を商売にできるのよ?
動物が殺されるところは娯楽じゃないし、娯楽で殺すもんじゃないわ。
無抵抗なものが、殺されたり、痛めつけられることに快感を得る異常な人がこの世にいるのよね。そういう人は、どこかに隔離して、一生、重労働をさせてやりたい。
狩りをして死んだと思った動物に近づいたら、まだ生きていて、反撃されて死んだハンターのニュースがたまにあるけど、
ざま~みろ!天罰じゃ~~~
って、いつも思う。
意味のない殺生をしている輩に天罰を!
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