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2023年歌会始
新春恒例の宮中行事、「歌会始の儀」が昨日行われました。
天皇、皇后両陛下と皇族方のお歌、入選者らの歌は以下の通り(仮名遣い、ルビは原文のまま)
天皇陛下
コロナ禍に友と楽器を奏でうる喜び語る生徒らの笑み
皇后陛下
皇室に君と歩みし半生を見守りくれし親しき友ら
秋篠宮さま
彼方此方(をちこち)を友らと共に行巡(ゆきめぐ)り聞き初(そ)めしことに喜びありぬ
秋篠宮妃紀子さま
春楡(はるにれ)の卓の木目を囲みつつ友らと語る旅の思ひ出
敬宮(としのみや)愛子さま
もみぢ葉の散り敷く道を歩みきて浮かぶ横顔友との家路
秋篠宮家次女佳子さま
卒業式に友と撮りたる記念写真裏に書かれし想ひは今に
常陸宮妃華子さま
友よりの封書に貼られし海外の風土の切手をルーペに見入る
寬仁親王妃信子さま
老犬を悼(いた)む思ひが友からの賜(た)びし子犬の声(こゑ)に救はる
三笠宮家彬子さま
器からこぼれてしまつた言の葉を静かにつむぐ友の横顔
高円宮妃久子さま
紅葉(もみぢ)する木より聞こゆる鳥のこゑ黒姫の森を友と歩めば
高円宮家長女承子さま
厳かに巫女の舞ひたる倭舞ひ外つ国の友と我ながめをり
信子さま放射線治療でご通院へ
宮内庁は16日、昨年11月に乳がんの手術を受けた寬仁親王妃信子さまが、術後の補助療法として、23日から慶応大病院(東京都新宿区)で放射線治療を始められると発表した。予定されていた治療で、術後の経過に問題はないとしている。
治療は通院により25回に分けて放射線を照射する内容で、ご体調を確認しながら進めていくという。
信子さまは昨年11月に初期の乳がんと診断され、右の乳房の部分切除手術をお受けに。転移は確認されなかった。すでに公務を再開しており、18日の「歌会始の儀」にも参列された。
ぺんぺん草の独り言
歌会始めは、ずっとずっと昔は、新春に歌を披露して楽しむ、お公家さんの娯楽だったと思うが、今や、長ったらしく詠みあげるを歌をじっと身動きしないで聞かされる、皇族にとって、難行苦行の場となっているように思う。
愛子さまは成年だが講書始に続き欠席だったので、批判する人もいると思う。仮に愛子さまがアホであったとしても、昔ながらの皇室の伝統を受け継ぐ上品さがあるから、わたしはいいと思う。天皇家は戦前以前の様に、政をつかさどるなら、それなりの賢さが必要だろう。しかし今は日本国の象徴なのだから、池田厚子さん、旧名、厚子内親王のような上品さ、穏やかさが大切なのだと思う。眞子さんや秋篠宮家のように、下品だが公務だけはやり、上品ぶりながら実はガツガツと卑しい一家と、上品で公務をしないのとを比べたら、後者の方がわたしはいいと思っている。
信子さまは念には念を入れてということだと思うが、放射線治療を始められるらしい。ガン治療をしている信子さまが歌会始に出席して、瑤子さまは欠席なのは不思議なことでありますね。